しわ・たるみはアンチエイジングの大敵
皮膚のメカニズム
しわやたるみは女性のみならず男性にとっても重大なテーマです。
若く見られたいというのは、女性にとって延々のテーマではありますが、なぜ年をとるにつれしわやたるみができるのでしょうか?しわやたるみの仕組みを理解するために、まず、皮膚の構造を理解しましょう。
皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層でできています。
皮膚の表面の部分を表皮と呼びますが、表皮の中でもいちばん外側の角質層は、たんぱく質の1種であるケラチンの平らな細胞でできています。それらはうろこ状に重なり、皮膚が分泌する脂質によってくっついています。角質層にある角質細胞は表皮細胞が死んだものです、この細胞による体への保護は、健康な皮膚には欠かせません。
水分をはじく角質の構造は、皮膚内の水分が失われるのを防ぎ、外からの刺激からカラダを守るバリアの役割を果たしています。
角質層の内側にある表皮は角質層に細胞を供給することと、皮膚を柔らかくふっくらさせるための水分をたくわえ、保持するという2つの働きがあります。表皮は65%もの水分を含んでいます。
表皮の底の部分、すなわち基底層から細胞が生まれ、表面に向かって移動していき、その過程で細胞は急速に老化し、平面化して、角質層を構成する死んだ細胞となります。そして最後にはアカとなって剥がれ落ちていきます。
この一連の流れをターンオーバーといいます。
ターンオーバーがアンチエイジングの鍵をにぎる
健康な肌では、皮膚細胞のターンオーバーは約28日周期ですが、加齢などで遅くなっていきます。
また基底層にはメラノサイトがあり、紫外線の反応してシミの原因となるメラノサイトを作り出しています。
紫外線を浴びるとメラノサイトにあるチロシナーゼ酵素とチロシンが反応し、黒褐色のメラニンを作り出しているのです。
このメラニンはターンオーバーで剥がれ落ちますが、ターンオーバーの周期が遅れたり、メラニンが大量に生成されると色素が沈着してシミとなります。